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　本校は、昭和１６年４月、岩ヶ崎町立宮城県岩ヶ崎実科高等女学校として創立され、その十年後の昭和２６年、宮城県に移管されるとともに、男女共学の宮城県岩ヶ崎高等学校となり、今年で創立８３周年を迎える地域に根ざした伝統校です。

　本校では、「志を高尚に、即ち、常に仁に身を置き、義に従って生き、生徒に在っては自己の持つ英でた才能を育てるべく努力し、教師に在っては生徒の持つ英でた才能を養い育てるよう努める」という建学の精神「尚志育英」に則り、知・徳・体の調和のとれた豊かな人間形成を目指し、３つの教育目標を揚げ、日々の教育活動に取り組んでいます。

【教育目標】

「心身の健康」
清潔で健康な生活を心掛けるとともに、進んで心身を鍛え、明るく清く、どんな困難に出会ってもくじけない意志力と体力を育む。

「知性の伸長」
広く調和のとれた教養を身に付けさせるとともに、青年の持つ無限の可能性を引き出し、伸ばしていく。

「人格の尊重」
正しく自己を愛し、他をも愛する豊かな愛情を持ち続け、互いに信頼しあえる誠実で頼もしい生徒を育てる。

　建学の精神「尚志育英」のとおり、生徒が自発的・自主的に学び、教職員が全力で指導・サポートをする校風は今も変わらず、その成果は本校の高い進路実績に反映されています。また、現在、学校の魅力化にも努めており、地域と連携した探究活動や国際教育の充実、制服の変更なども進めているところです。

　これからも、生徒一人一人が充実した高校生活を送り、卒業時には自分の目標を達成できるよう、教職員一丸となって教育活動に取り組んで参ります。

令 和 ６ 年 ４ 月 吉 日

宮城県岩ヶ崎高等学校

校 　長 　村上　孝志