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後期始業式について

10月1日(木) 後期始業式が実施されました。衣替えをするとともに新型コロナウイルス感染症対策のため,マスクを着用し,各クラス1列で間隔を広くとり,3密を避けた状態での実施となりました。学校長より初めに「栗原市の新型コロナウイルスの状況と体調不良がみられた場合の行動について」お話をいただきました。次に「会津藩の日新館に入る前,6歳から9歳の集まりである什という遊び仲間(対象年齢の子供は必ず入る)の掟「ならぬものはならぬものです」について」お話をいただきました。「什は年長9歳がリーダー(什長)となる子供たちだけの集まりです。午後の集団遊びの前に話をし,遊んだ後に昨日,今日の振り返りを子供たち同士で行います。什には「年長者に背いてはならない,年長者にお辞儀をしなくてはいけない,嘘を言ってはいけない,卑怯なことをしてはいけない,弱いものいじめをしてはいけない,戸外でものを食べてはいけない」等の掟「ならぬものはならぬものです」があるそうです。それを破ると親とともにお詫びをするのはもちろんのこと,改心しないと判断されると許されず,日新館にも入れないそうです。理屈が通らない,絶対にやってはいけない,人としてやってはいけないことを子供たちだけで学びます。判断・行動について,自分なりの基準は嘘をつかない,他を傷つけない,周囲を楽しくしつつ自分を高めるなどいろいろあると思いますが,自分自身を抑えることができることも大切です。つまり「ならぬものはならぬものです」が大切だということです。我慢するときは我慢し,友達と楽しい日々を過ごしてほしいと思います」とのお話をいただきました。