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郷土の偉人・千葉卓三郎

12月9日(月)  

 このたび、栗原市「今こそ千葉卓三郎に学ぶ会」様より、郷土の偉人である千葉卓三郎に関する本を御寄贈いただきました。

 千葉卓三郎は、栗原郡白幡村(現・栗原市志波姫)に生まれ、私擬憲法「五日市憲法草案」全204条を起草した自由民権思想家です。「五日市憲法草案」とは、明治憲法発布以前に卓三郎が検討し創り上げた憲法の私案のことです。東京都五日市町(現・あきる野市)の土蔵から発見されたことにちなみ、その名前が付けられています。

「五日市憲法草案」は、国民の権利の項目に多くの条文が割かれていて、当時としては画期的な内容が盛り込まれており、戦後に創られた現在の「日本国憲法」と通じる部分がいくつもあるそうです。

 学ぶ会様からは、あの時代に「五日市憲法」を生み出した栗原の偉人・千葉卓三郎に学びながら故郷栗原のよりよい明日を願って御寄贈いただきました。

 早速学校図書館の蔵書に加え、岩高生たちの学びに生かして参ります。本当にありがとうございました。